MAO まお

   自宅では広告やコピー紙に気になる友達の肖像や言葉を書きなぐり「落書き」と呼ばれる作品を作っています。それらは既に何箱分も保管されていて今も増え続けています。また、気になる俳優や政治家の顔写真をコラージュしている雑誌状の作品はいつも持ち歩くほどのお気に入りです。そして福祉事業所では、どうぶつ模様の刺し子に取り組んでいて、その精密度とキュートで、予約待ちになるほどの人気です。さらに、月に数度通うNPOのワーク・シ

ョップでは、3時間の活動でいつも3~5枚の画用紙の動物画作品を仕上げて記念写真を撮って帰るのですが、クレヨンを何層にも縫って油絵のように仕上げる動物画は、ハガキ大から10mの紙まで臆することなく縦横無尽に描くエネルギーに周囲も圧倒されています。毎日は表現のためにある!彼女は全身アーティスト。

1990年生まれ

2012 「この素晴らしき世界 丸木すまとアール・ブリュット」 西田美術館                    

2018 「ビエンナーレTOYAMA2018」富山県美術館

2021 「beのコトと人とこの美」南砺市立福光美術館

2023 「NO ART NO LIFE」ETV美術番組で紹介   

      「NOMAMAtoGAMAMA 氷見のアール・ブリュット展」 氷見市芸術文化館

2024「ぶりゅっと とやま みられ展」ギャルリ・ミレー

 

クレヨンで描くどうぶつ達

横10メートルのMaoful zoo

内山邸でのインスタレーション

毎日増え続ける落書き作品

ギャルリ・ミレーでの展示 ティッシュ箱の蓋にも絵が描かれています。