谷内 英理菜 Yachi Erina

 

 

 洗濯物たたみの手伝いが終わった後、箱に保管するガチャポンや付録などで貯めた大量の小さなおもちゃや紙片をリビングのソファとローテーブル、ダイニングテーブル、そして隣接する和室の畳の上に、隙間なくきちんと並べていくのが谷内さんのルーティン。部屋中に並べラテおもちゃのカラフルな色や形は、正面から見ると、いつもクレヨンで描いている作品のようです。

クレヨンで描く作品は余白がないくらいキャラクターで埋め尽くされています。コロナ禍で一時創作が停滞した後、それまでのクレヨンによる絵が突然色画用紙による半立体作品に代わりました。 

 でも、作られる世界は、やはり以前のようにたくさんの笑顔のキャラが集まったバースディパーティーや晩さん会のような、ハッピーな世界でした。

 

 

1997年生まれ

2017 「ビエンナーレTOYAMA」富山県美術館  

2020 「国民文化祭 アール・ブリュットin新潟」

2021 「beのコトと人とこの美」南砺市立福光美術館

2023 「NOMAMAtoGAMAMA氷見のアール・ブリュット展」氷見市芸術文化館

2024 「ぶりゅっと とやま みられ展」ギャルリ・ミレー

 

初期作品

クレヨンで描くパーティーのような織姫と彦星

自宅での毎日のルーティン。おもちゃ並べ。

巻物作品

小学校での展示風景

パンデミックの時期に始まった作品。   色紙で作った大量のキャラクター

折り紙作品をモデルにデザインされたハンドボールチーム「とやまドリームス」の応援キャラクター「八天王」

内山邸でのインスタレーション

 

 

最近始まった創作 光の詰め合わせ